ほぼ日手帳で1年間バレットジャーナルを運用して分かったこと

毎日仕事に追われる中、やる事リストの運用に悩んでいたところ「タスク管理にはバレットジャーナルという手帳術が良い」というのを見て試してみることにした。

詳細は後述するが、バレットジャーナルとはノートにカレンダーや目次、TODOを書き込み手帳として運用する方法だ。

自分でカレンダーを書くのは少々手間なので「タスクを書くだけで済むほぼ日手帳良いのでは」と思い、ほぼ日手帳でバレットジャーナル方式を運用するという考えに至った。

本記事では、

  • バレットジャーナルとは何か
  • ほぼ日手帳でバレットジャーナル方式を1年運用して良かった点・気になった点
  • 今後の運用について

この3点について解説する。

目次

バレットジャーナルとは

バレットジャーナル(Bullet Journal)とは、ノート(※)とペンで予定管理やタスク管理、メモ・日記を箇条書き(Bullet)で記載する手帳術の事である。

※本家はロイヒトトゥルムというドット方眼のノートを使用している。

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箇条書きした内容をKeyと呼ばれる記号で管理し、視覚的にタスクの進捗を把握できる。

私が使用しているKey(記号)は、以下の通りである。

  • ●:タスク(未完)
  • ×:完了したタスク
  • >:翌日に移動するタスク
  • <:未来の予定(フューチャーログ)に書き込んだタスク
  • ○:イベント
  • −:メモ・アイデア

ネットで調べると運用方法が載っているのでぜひ検索してみてほしい。

ネットだと情報が膨大だったので、自分は本でもバレットジャーナルについて調べてみた。

バレットジャーナルについて書かれた本

自分は以下2冊の本を図書館で借り、真似できそうなところを取り入れて行った。

バレットジャーナル-人生を変えるノート術-

著:ライダー・キャロル, 翻訳:栗木 さつき
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バレットジャーナルの生みの親が書いた本。前半にバレットジャーナルの運用方法が記載されている。

本の後半は自己啓発書のようだったのでさっと読んだ。

ロイヒトトゥルム1917で楽しむバレットジャーナ 

実際にバレットジャーナルを運用している人たちの例が写真で乗っている本。

参考になる部分も多いが、複数の色のペンを駆使したり文字を装飾したりするのは自分に合わないと思い、私は黒ボールペン1本でバレットジャーナル方式を運用している。

ほぼ日手帳でバレットジャーナルを1年間運用してみて

バレットジャーナルについてネットや本で学んだ末、「タスクやメモを書くことに専念できるほぼ日手帳はバレットジャーナルと相性が良いのでは」と思い、ほぼ日手帳と(衝動買いで)公式レザーカバーを購入。

1年間ほぼ日手帳をバレットジャーナル用の手帳として使い、良かった点・気になった点は以下となる。

良かった点

まずは良かった点は以下3点になる。

  • リストデイリー手帳なので1日1ページが確保されている
  • 日付が目次替わりになるので見返しやすい
  • 本家は白紙のノートと違い、カレンダーや目次などを書く必要がない

ほぼ日手帳は1日1ページが確保されており、余裕を持ってタスクやメモ、日記を書くことが可能だ。

1日に余白をもってたくさん書くことができる

本家バレットジャーナルは目次を書くが、ほぼ日手帳は日付が目次代わりになるので見返しやすい。

バレットジャーナルを始める際の懸念であったマンスリーページを自分で書く必要がないのも楽だった。

気になった点

  • スマホでスケジュールを管理しているのでカレンダーページは不要
  • トモエリバー(薄い紙)を使用しているとは言え、デイリー手帳なので分厚い
  • 手帳の性質上、1日1ページ以上を書くことはできず、逆に1ページ書き切らないともったいないと感じる
  • 手帳としてはお高い2,420円(それでも本家ロイヒトトゥルムの3,740円よりは安い)

1年間を通して、マンスリー部分がほとんど白紙であることに気がついた。というのも、予定はほとんどグーグルカレンダーで管理しているのでわざわざ手帳に書き込むことがほとんどない。自分の使い方には、マンスリーログはほとんど必要ないのかもと感じた。

ほぼ日手帳はトモエリバーというインク乗りが良く、滲みや裏写りがしにくい非常に薄い紙が使われているが、マンスリーページやデイリーページ、メモページにおまけページ等もあることから合計464ページと結果分厚くなってしまう。荷物を軽くしたい人には少々向いていないかもしれない。

カバーなどを含めると、市販の年間手帳に比べると分厚め

また、滅多にはないが商談などのメモを書きたい時に、1日1ページしか書けないことに不便に感じた。そのため、別のメモ用ノートを持ち歩いていた。(ほぼ日の薄いメモ帳を一緒に手帳カバーに挟んでいた)

あと、手帳としては少々値段が張るのも気になった。(とはいえ、本家のロイヒトトゥルムよりはページ数も多く、安い。)

気になった点への対策

実際に1年間バレットジャーナルをほぼ日手帳で運用して分かったことを纏めると、

  • 私が使わないページ(マンスリーページ等)の割合が多い
  • 持ち運ぶ際の手帳の厚みが少し気になる
  • 値段が高い

この3点については、ほぼ日の方眼ノートを使用する事で解決できると踏んだ。

ほぼ日方眼ノートとは、その名の通りほぼ日が販売している方眼ノートだ。このノートの良い点は、

  • 方眼ノートなので自分の必要なページが作れる
  • 厚さ8mmと薄いのに240ページもある
  • 値段は990円。ほぼ日手帳の2,420円より安いリスト

やはりバレットジャーナルはノートで運用するのが適しているのかもしれない。

また、厚みもほぼ日手帳に比べると半分くらいである。

というわけで、2024年が始まってからはほぼ日方眼ノートでバレットジャーナルを運用している。

まとめ

ほぼ日手帳も勿論良い点もあったが、ほぼ日方眼ノートでバレットジャーナル方式を運用してみて、「自分にはこれが合ってそう」と感じた。現時点で問題なく使うことができているので、ほぼ日方眼ノートを使用した感想はもう少し使ってみて記事にしようと思う。

※追記:ほぼ日方眼ノートをバレットジャーナル方式で1年間運用してみた感想を記事にしました

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